渡辺浩二設計室 別館 

30分(くらい)で読める 家づくり資料室
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コストから逆算したプランニング その0

家づくりにおける、さまざまな創意工夫やアイディアは、気持ちのよい、快適で安全な、安らげる空間をつくりあげるためのものです。


が、それらが実現されるための大前提は「予算内に収まっていること」で、敢えて、直球ど真ん中に言い切ってしまえば、家づくりにおいての検討事柄とは、突き詰めると、


1:どのような家が
2:いくらでできるのか



このふたつしかありません。


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「どんな家が」を予算内の「いくら」に収めることが、私たち建築士の重要な職能であるはずなのですが、その計画ごとに「世界初の試み」を必ず持ち合わせ、また、後に触れますが、プランの多様化に伴い、いわゆる坪単価などの従来のやりかただけでは「その計画のコスト」を正確にはかることはむずかしく、これまでの修行時代での経験をふりかえっても、方法論が確立されている場面に出会うことは、残念ながらありませんでした。


ですが、独立後、これまでできなかった「逆からのアプローチ」での経験を積み重ねることで、細部の違いを金額に反映して読み込めるノウハウの(ようなもの)の道筋が見えて、おかげ様で身についているようです。


そこで今回はそのノウハウの背景、


「どんな家が」と
「いくら」


のふたつが決まってゆく仕組みを知ってもらい、そこから遡ったプランニングを可能にするためには、何が必要なのかをご紹介します。


これから、以下の6つの項目に分けて話を進めてゆきます。


1:2010年代における坪単価の効能と限界
2:家ができてゆく、そのシステム(「材料と人」編 )
3:      〃       (「お金と人」編 )
4:建設業界の商習慣の歴史と現状
5:家づくりのあたらしい動き
6:コストから逆算したプランニング



それでは、次回より本格スタートです。
 
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